映画4:フラワーショー
◆あらすじ
幼少期から自然を好み、調和のとれた庭作りに憧れるヒロイン・メアリー。
その想いを胸にガーデンデザイナーを志す所から物語は進んで行く。
初めは、プロ・シャーロットのアシスタントとして活動スタート。しかしシャーロットの強欲さに振り回され、良いように使われた後、最後はクビに。
失意の中、彼女はめげずに一つの目標を掲げる。「チェルシー・フラワーショー」への出場。
普通パトロンの援助があって初めて成り立つようなショーに、無謀にも0スタートした彼女だが、持ち前の情熱で少しずつ前進させる。
最終的にパトロンや園芸に必要な花・石・労働力の協力などを得て、無事ショーへの道を切り開く。そんなサクセスストーリー。
◆感想
実在の人をベースに話を書いているからか、展開はベタで主人公たちのネガティブな要素があまり見えなかった。
それでも、メアリーが庭作りの協力者を集めるために訴えかけた言葉は印象的。
確か「自然と調和しない人工物は、本来の自然を壊している。自然と調和した庭を造りチェルシー・フラワーショーだアピールする事で、調和の取れた社会を作りたい」的な事を言ってた(と思う)。
他にも、エチオピアで植林をする恋人役が出てきたりと、自然の大切さを啓蒙する役割も、この映画にはあったのかもしれない。