読書感想・忘備録ブログ

読書・映画ログ、ときどき忘備録を書きます。

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2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本6:僕のなかの壊れていない部分

生きる事の意味を深く洞察した作品。 タイトルの反語である「僕のなかの壊れている部分」とは、世の中を冷めた感情でしか見れない彼の心を指す。 その背景は二つ。一つは幼少期に母親から捨てられ、自分は守るほど大切ではないと悟った事。自分自身に対して…

本5:ベルリンの秋

「プラハの春」の続編で、共産主義が取り巻く歴史ドラマに亮介・シルビアの物語が加わり話が進む。 歴史物の小説としては、国同士の協力関係や当時の政治的局面を話の中で理解出来るのでおすすめ。 ストーリーは、悪役?であるヘスの圧倒的な強さがとにかく…